2004年に26歳という若さで突然亡くなってしまった、伝説のラッパーTOKONA-X。
今年で亡くなってから20年を迎えます。
名古屋を拠点として活躍していた彼ですが、HIPHOPの世界では、その名を知らない人がいないほどのラッパーです。
20代という若さで、そのオーラや発言、パフォーマンスのいずれにおいてもラッパーとして超一流と言われていました。
日本のHIP-HOPの歴史でも最高のラッパーと言われていた人物ですが、そんな彼の死因は意外と知られておらず、なんで死んだのかわからない人も多いでしょう。
一部では殺されたという噂も飛び交っていますがなぜなのでしょうか?
そこでこの記事では、TOKONA-Xの死因は殺されたからなのか、なんで死んだのかを解説していきたいと思います。
2004年に突然の死去
超大手レーベルDef Jam Japanと契約をし、待望の2枚目のアルバムも期待されていた2004年11月22日、「TOKONA-Xが死んだ」という噂が掲示板上で流れました。
当時はまだSNSが発展しておらず、掲示板で最新情報を集めようとしていたファンも多かったです。
ラップ界に衝撃が走ったのは、TOKONA-Xの所属事務所側から本人が亡くなったと公式発表された後です。
年齢は26歳という若さでした。
突然の訃報に、頭が真っ白になった人たちも多いことは間違いないでしょう。
26歳という若さで大手事務所と契約して、これからの活躍が期待されていた状況での訃報は、日本のHIPHOPにとっても大きな損失でした。
TOKONA-Xの死因は?
所属レーベルは「熱中症による体力低下で心肺停止」と、公式発表しています。
亡くなったのは2004年11月22日ですが、同じ年の夏から熱中症に罹っていたことがわかっています。
熱中症により体力が大きく低下したことで、心停止につながったと発表されていました。
しかし熱中症で亡くなるには年齢が若すぎますし、生前のTOKONA-Xの性格や言動から、死因に関してネット上ではさまざまな噂が飛び交っていました。
薬物をつかまされた?
その一つには、11月は寒さが増してくるのに、熱中症で死亡するのはありえるのかというものです。
「やばいもの(薬物)を掴まされたらしい」という不確かな情報がネット掲示板に書き込まれて噂に拍車をかけました。
また、別のラッパーがこんな歌を歌っていました。
「飛びながら一時酔わされた あしらえず一人が壊されて また一人二人とお別れが」。
このラップで歌われている人物は、TOKONA-Xを指しているのではないかという憶測も出ています。
確かに、ラッパーという職業柄、薬物との結びつきが強いと感じますが、いずれも情報の出所は匿名掲示板などなので、信憑性が低いと言えます。
客観的に証明する証拠が何も提示されていないので、死因が薬物であるという噂はデマと考えていいでしょう。
TOKONA-Xの死因は殺された?
薬物によって死んだという説に次いで噂されているのが、「殺されたのではないか?」という噂です。
この噂の根拠は、TOKONA-Xが薬の売人と喧嘩したことで、報復として毒を盛られたのではないかという考えです。
別のファンや仲間による反抗という情報も出ていました。
ただ、これについても説明を裏付ける客観的な証拠はないので、薬物によって死亡した説と同様に憶測の域を出な話でしょう。
まとめ
そこでこの記事では、名古屋を拠点として活躍していたラッパーのTOKONA-Xの死因は殺されたからなのか、なんで死んだのかをまとめてきました。
死亡から20年が経った今でもファンの多い伝説のラッパー・TOKONA-X。
2004年に亡くなった死因を調査した結果、体力低下で心肺停止であることがわかりました。
しかし、死亡したのが11月だったことから誰かに殺されたのではないか、なんで死んだのかという説が今でも飛び交っています。
しかし、それらは全て憶測でしかなく、客観的証拠がないので信憑性が低い説と言えます。